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もっと考えて!大切な命。

こんばんわ。


ちょっと今回は真面目に話をします。
最近、友人の身の上に起こった事で考えさせられたことがあるんです。



新しく授かった命。
最近は医療の発達で、簡単に中絶が出来るようになりました。
それに伴うメリットとデメリット。


全てのリスクを負うのは、実際は女一人なんです。






私の大切な友人が、最近「妊娠した」と相談を受けました。

彼女は付き合っている男性と真面目な付き合いをしていましたし、
いつかは結婚しようと約束も交わしていたそうです。

ですので、彼女は妊娠を知った時には大変喜びました。
それは純粋に愛する人との子供が出来た喜び、母になる喜び、
順序は逆にはなるものの、愛する人と一緒になれる喜びと、
おそらく様々な喜びが彼女の中を駆け巡ったことでしょう。

しかし、彼に話した後、彼女の耳に入ったのは信じられない言葉でした。

「堕ろして」

まだ結婚なんかしない。子供じゃないんだから、まだ先でもいいじゃないか。
というのが彼の言い分です。
 
私だったら殴りますがね。ふざけるなと。

だったら何で避妊しなかったんだという話ですが、
そこはそれ、今は打ちひしがれてる時期ですから深い理由は聞けません。
でも女側にも全く責任がないわけではないですよね。
ちゃんと避妊してと言わなければ。痛い目を見るのは女ですから。

昔、同様の事件で「だって今日は安全だって言われたから」と言った輩がいました。
これも最悪です。責任転嫁の典型的なパターンですね。
更に「慰謝料は裁判起こしてくれたら払うから」と。
裁判起こさない限り払わない気満々です。
未練の残る女の気持ちをあざとく利用した、別の意味でうまいやり口です。

話が脱線しましたが、
かといって、簡単に「じゃあ結婚しようか」というのもどうかとは思います。
ちゃんと子供を育てていけるだけの経済力があるのか。
その前に、妊娠しなかったら結婚しないのか、という不信感さえ生まれます。
でもやはり今の日本は、女の職探しは厳しいのが現状ですから
男性に頼らざるを得ません。

まあそれでもうまくいってる人はいってるわけで。
そこからは双方の努力次第で幸せは掴めるものなのだと思います。

そういう点から考えると、彼女の彼はそういった経済的な面からの不安で
現時点の出産を反対しているのかと。
それならそれで、もっと言い方ってもんがあるだろ。と心から思います。


生むにしろ、堕ろすにしろ、リスクを負うのは女です。
男はヤルだけ、出すだけ。ヤリっぱなしの出しっぱなし。
惚れたはれたで結婚が出来るもんじゃないんです。
どれだけ信頼できる相手なのか。自分の人生を賭けてついていっていいのか。
そのリスクを共に背負っていってくれる人なのか。
結婚する際の一番のポイントでもあると思います。


そして中絶に至った場合。

妊娠と同時に芽生える母性本能との戦いですから、心の傷は相当なものです。
その時の男性の対応によって、傷の大きさは様々です。

彼女のように「堕ろして」一点張りの男が相手の場合、
心の傷の大きさは想像に難くありません。
前の別件のように裁判沙汰を出されても、傷に塩をすりこまれるのと同じ。

女はそれでも強い生き物だから、
いつか自分で幸せを掴み取ることが出来るものです。
でも、中絶による心の傷は、一生消えるものじゃありません。
それでなくても妊娠によって精神状態は不安定。
男性の言葉一つ、態度一つで、その後の女性の人生を大きく左右します。

中絶によって、思いもよらない病気を引き起こすことだってあるんです。
もしかしたら、二度と子供が産めない体になることだってあるんです。
女としての人生の楽しみを半分奪われたのも同じです。

それなのに男は別れたら別の女に子供を産ませて、
何事もなかったかのように、のうのうと生きていくことが出来るんです。
それが男と女の違い。リスクを背負うという本当の意味です。
それでも一緒になろうと言える男が、この世の中に何人いるか。
いませんよ、ほとんど。

いたらその人こそ本当に自分を思ってくれている人ですよね。
そういう人こそ、一生賭けてついていく価値のある人です。
彼女の彼も、最後はそういう人でした、という結果を願ってやみません。



明日は彼女の家をちょっと訪問してみようと思っています。
病院で、切迫性流産を危惧されたそうです。
彼もかなり心配しているそうで(当たり前だ)。


全ての妊娠が、望まれた妊娠になりますように。
明るい家族計画。月並みな言葉ですが、ホント、そうですよ。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by glooby_ayako | 2007-02-28 21:03 | 看護師の独り言

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