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ポーラーエクスプレス

sophyが「喉が痛い」と3~4日前から言っています。

本人曰く、熱はなく、ただ喉の痛みと腫れが続いている様子。


週末は私の所へ通い婚状態なので、無理がたたったんでしょうか・・・

ちょっぴり責任を感じつつ、
先週末はどこへも出かけず、家でゆっくりしました。


が、今日も電話してみると
「まだ痛いよ~」
と、職場の飲み会先から訴えてきました。



いや、飲むなよ。



とは仕事絡みの事なので言えませんでしたが。



その前に
「看護師である私に何か出来ることは?!」
と考え、さっきから一生懸命ネットサーフィンしています。

病院に行けば一番手っ取り早いんですけど、
仕事もあるため中々行けそうに、というか行きそうにありません。

仕事第一もいいけど、まずは体が資本よ?sophyちゃん。



で、ネットサーフィンの結果、
「病院に行って抗生剤をもらう」
というのが一番多く、良い結果になることがわかりました。


それはわかってますから。




もっと病院に行くまでの間に出来る、もっとこう何か具体的で効率的な事を・・・・

てゆーか、看護師なんだから自分で考えろよ。
って声が聞こえて来そうですが、今回はスルーします。


するとこんなのがありました。

「昔から喉にネギを巻くと良いと言われている」


なるほど!そうか!ネギを喉に!
いやあ、これは考えつかなかった!
風邪にいいと言われるネギの成分が、喉に巻くことでダイレクトに患部に



吸収されすはずがありません。


迷信には当たりハズレがありますが、
これは間違いなくハズレの部類に入るかと。

てゆーより、口から食べたほうが効果があると思います。

・・・前置きが長くなりましたが早速本題へ。










空想科学読本
という本をご存知でしょうか。
かの有名な「柳田理科雄」という科学者の先生が書いた本です。

名は体を表すという格言を、身を以って実証された先生でもあります。理科雄。



『「理科雄」は本名。
 これからは科学の時代だという事で、両親が理科雄と名付けたらしい』

と、ウィキペディアに書かれていました。
恐るべしウィキペディアの情報収集力。トリビアです。10へえ。

この本がどんな話かというと、
簡単に言えば「子供の夢を根底から破壊する本」です。


例えば
・ゴジラは重すぎて自分の体重で圧壊する
だとか
・ゼットンの一兆度の炎を再現するには惑星サイズの核燃料に相当するエネルギーが必要
だとか。

これを科学的根拠に基づいて検証しているんです。

子供たちに夢を与えるために作った話を、
科学的根拠という面から一網打尽に。


こんなことを考えながらアニメや特撮なんか作ってたら
夢も希望もあったもんじゃないんですが。



で、
この前ブログにも書いたんですけど、
ポーラーエクスプレスというディズニーの映画を見ました。

これがもうツッコミどころ満載で。




時はクリスマスイブ。
サンタクロースがいるかいないか、大人になりかけでその存在を
否定しかけている少年の家の前に、機関車が止まります。えー!

いや!普通の道路に機関車止まんないから!!
その前に親とか近所の人とか気付くし!!てゆーかどこからきた!


と冒頭から突っ込んだら話が進みません。
「鉄道がどうして空を飛ぶんだ!(銀河鉄道999)」
みたいな。
そこから議論しはじめたら身もフタもないです。
そのアニメ自体が成り立ちません。だからここはあえて黙認。それがアニメ。


ただ一番ツッコミたい部分だけ紹介しますと、

切符を無くした女の子が車掌に連れられて外に出て行きます。
主人公の男の子が追いかけていくと、
列車の屋根を伝って、列車の最後尾から一番前の車両に行くのが見えました。

・・・どうして普通に列車の中を通っていかないんだろう。

もう既にツッコミ入ってますが、話を進めます。

とにかく男の子は、女の子を追いかけて列車の屋根を登りました。

アメリカから北極点まで一晩で列車で行くとなると、
それはそれはものすっごいスピードで走るはずです。
そうでなくても、走っている列車の外に出ると、立っていられないくらい
すごい風圧があると思うんですが。

なんだか普通に歩いていました。
雪に足をとられて転んだり、そういうところは妙にリアリティがありましたが
いや、もっと問題があるんじゃないですか、と。

そして少し進んでいくと、前方にコーヒーを沸かして飲んでいる男の姿が。

登った時には、前に歩いていく車掌と女の子が見えていたはずなのに、
明らかに無賃乗車をしていると思われるこの男に対して
何の注意もしなかった車掌のモラルを少し問いかけました。

しかも、走っている列車の外という猛風の中、
普通に火を炊いてコーヒーを飲んでいる。
物理的に火は消えないんでしょうか。

気付けば、男の子の髪はそよ風に当たっているかのように優雅になびいていました。

周囲のすさまじい速さで流れる風景から完全に孤立しています。
すごいです。ストーリー性のみを重視した映画です。

そしてその男に連れられて、スキーで一気に最前車両へ。
全速力で走る列車vs人間が滑るスキーは
この瞬間スキーに軍配があがりました。


3Gという最先端のアニメ技術故に
現実面とのギャップがより一層際立った映画だったと思います。

身近な部分だけに余計目につくんでしょうね。
「家の前に機関車が止まった」とか
「銀河鉄道が空を飛んだ」とか
あまりにフィクションな部分は「アニメだから」ですむ話です。


もう無理やりストーリー性だけで押していったってかんじで。
普通の二次元アニメだったらここまで感じることはなかったんでしょうが。

そういう面だけ見てこの映画を見ると、また違った面白さが




見えないですね。ただのひねくれた大人の意見です。







ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by glooby_ayako | 2006-07-25 21:06 | 道楽な毎日

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