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徐々々々。

で、今日は歯医者さん2回目だ。



2回目ともなると、若干の余裕が出てくる。

その余裕はまだ歯は抜かないという安心感からきているものだが
本人の気分的には「歯医者なんて怖くないぜえ♪」
というトンデモナイ勘違いから生まれるものである。


昨日は、もしかしてその日に歯を抜かれたら
自転車で行ったら帰る時はショックで交通事故に合うかもしれない。
という無駄な心配をしたため、徒歩で行った。

本日は自転車で通っちゃう余裕っぷり。鼻歌も歌っちゃう。

青い渚を走り~♪恋の季節がやぁ~ってくるぅ~♪

季節外れの波乗りジョニーが絶好調だ。
しかし一度歯医者の建物内に入れば、借りてきたネコが頭に30匹。


「こ、こんにちわ~(・∀・;)ビクビク」

「こんにちわ♪今日は顔色が良さそうですね♪」


受付のお姉さんはよく見ている。
きっと昨日貧血起こして倒れかけたのもモロバレだろう。


早速、処刑台に上がると、先生がやってきた。

「やあこんにちわ。少し余裕が出てきたかな?」

先生もよく見ている。

「たぶん昨日は余裕もなくて、
 あんまり長い説明しても頭に入らないと思ったので、
 今日は詳しく説明しましょうね」


ホントによく見とるわ(-ω-;)


で、私の今の歯の状態。

虫歯が計6本。

そのうち、重症な親知らずが1本。
かぶせたのが取れたまま、虫歯が進行してしまったものが1本。
後は進行止めの薬を塗っとけば、なんとかなるらしい。

「レントゲンを見る限りは、問題はないので抜くとすれば
 5分もかからないと思います。ただ、レントゲンに映らない範囲で
 根っこが微妙にまがってたりとかすれば、最長で30分程度でしょう」


「・・・全身麻酔とか、ダメですかねえ?」

「恐怖心の強い方は、それも適応にはなりますね。
 その場合はここでは設備がないので、口腔外科を紹介します。
 抜く場合は、ここで不安があればその場合も口腔外科を紹介できます。
 歯を削ったり埋めたりするのは、一般の歯科の方が上手いですが
 口腔外科の先生は毎日のように抜いてますからね。上手ですよ」


「でもコワイくらいで全身麻酔するとか、
 アホだと思われませんかね?アホですけど・・・」


「いや、今は珍しいことじゃないですよ。
 昔は結構力任せな治療をしてきたところも多いですから、
 それがトラウマになる人もかなり多いんです」


あぁなんか聞いた事のあるような話だ。
昨日初めて知った、麻の袋事件をチクってやった。

「ははは・・・(汗) 典型的な歯医者恐怖症のパターンですねえ。
 特に子供さんとかは、そこまで痛くなくても痛いっていうことが多いし、
 治療も進まないんで、強行突破も昔は多かったんです。
 大人数人で押さえつけたり、まだ麻酔も充分効いてないのに抜いたり・・・
 麻の袋に入れられたってのは初めて聞きましたけどねw」



会話っていうのは、本当に心のコミュニケーションなんだと思った。
親切に説明してくれるので、だんだんと安心出来るようになってきた。




で、今後の治療方針。

ますは親知らず。
・口腔外科を紹介してもらって抜く
・口腔外科で全身麻酔で抜いてもらう
・ここで頑張って抜く
・薬を塗って、しばらく様子を見る

かぶせたのが取れた歯。
・普通に削ってかぶせる(予後リスク小)
・虫歯を殺す薬を塗ってかぶせる(予後リスク中)





「他の親知らず達はどうするのがいいですか?」

「左上(一番痛いとこ)は、率直に言って抜いた方がいいです。
 右上も結構大きな虫歯ですが、これは虫歯の菌を殺す薬で
 様子を見ていいでしょう。神経にもまだ全然届いてないですからね。
 下の2つは浅い虫歯ですが、これは薬で充分です。
 まっすぐ生えてますから、抜く必要は全然ありませんよ」



で、この日は進行止めの薬を塗ってもらって帰ってきた。


またまた痛くない治療をしてもらったので気分はルンルン。
先日は緊張のあまり、先生の顔もまともに見ていなかったが
今日マジマジと見てみると・・・うん、なかなか良い男♡

あぁ結婚してたんだった。イカンイカン。


何はともあれ、2日目にしてだいぶ雰囲気には慣れてきたのか
とっとと抜いてしまってもいいかも、と思い始める。家に帰ってから。
病院では間違ってもそうは思わないところがミソだ。


とはいえ、短期間の集中的ストレス(歯医者イヤイヤ病)による胃痛は
まだキリキリと痛むので、これが治ってからかな。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by glooby_ayako | 2007-10-30 14:06 | 闘え!親知らず!

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